師範ブログ 2018年

師範の徒然なるブログです。子供達の育成や武道家としての心持ちなどを思うがままに書き綴ります。お時間ある方は是非お立ち寄りください。

拳友と(3/18)

20年以上も前に、共に稽古に励んだ仲間が23年ぶりに大会に出場するということで、福島まで赴き一緒に出場してきました。

20数年ぶりに会っても本気で共に稽古した仲間とは会わなかった長い年月を一瞬で埋めてくれるものがある。この歳になって同世代の仲間と共に戦える喜び。強さを諦めない仲間がいる喜びを噛みしめる1日でした。

また一緒に戦いたいな。怪我を治して早く帰ってこいよ!

18年ぶりのテコンドー大会で思うこと(2/26)

私の格闘技のルーツはテコンドーにあります。しかし、18年間テコンドーから離れ、強さを求めて空手、キックボクシングに励んできました。強い相手、厳しい試合ではいつもテコンドーの技術が私を支えてくれました。テコンドーはオリンピックゲームになってどんどんルールがスポーツ化していき、格闘技としての魅力を感じられなくなっていました。去年、再びテコンドーに関わる機会があり、埼玉県テコンドー協会の副会長を拝命したことにより改めてテコンドーとも向き合うことになりました。

私が出来ることは強いテコンドーを残していくこと。そして護心会からオリンピックに出たい!という夢を持った弟子が出てきた時、チャレンジできる環境を整えておくことです。その為にも、改めてテコンドーの技術を磨きたいと思います。テコンドーの技術は空手やキックボクシングにも応用できます。

護心会の技術体系をまとめる為には欠かせない技術です。

 

今回試合に出てみた感じたことは、現役の時と比べて想像以上に身体が動かなかったことに尽きます。。。テコンドーは運動量が半端じゃないのでしっかりテコンドー用の練習しておかないといけません。

来月は防具空手大会が2回、フルコンタクト空手大会が1回、計3回の大会出場を予定してますがルールに応じた稽古に取り組み、全ての大会で結果を残します。

テコンドーに復帰したことでもう一歩強くなれそうです。

いつも支えてくださる皆様に心より感謝です!

 

新年のご挨拶 (平成30年1月1日)

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

当会は皆様の支えのお陰で今年の4月に丸5年を迎えます。

設立時は私と息子の怜雄2人で始めた護心会も、現在登録会員数130名を超える団体となり、浦和だけでなく、四ツ谷道場、埼玉県テコンドー協会護心会と、大きく輪が広がりました。多くの仲間と一緒に稽古に励み、自分の強さと向き合い、子供達の成長を側で感じることができる喜びに感謝の想いしかありません。

皆さま日々支えて下さり本当にありがとうございます。心より御礼申し上げます。

 

昨年は指導以外、私自身が空手と向き合う1年としました。できる限り多くの大会に参加し、全勝を目指し取り組んでまいりました。結果は7大会中6大会優勝、1大会準優勝という結果でした。一人の武道家として、1年戦い通したことで子供達や現役の選手たちにも戦う背中を見せられたと思います。選手たち、特に子供達は戦いの恐怖と向き合わなければなりません。その恐怖を誰が分かってあげられるか、指導者の私が一番その恐怖を分かってあげられるよう戦いの中に身を置いてきました。どれだけ技術を磨いても、どれだけ体を鍛えても、初めて戦う相手に対する恐怖、戦いの最中の痛み、苦しみは無くなりません。それでも戦う理由、大切さを伝えていかなければなりません。強さの中に本当の優しさが芽生える。強いからこそ遠慮せず自分を自由に表現できる。苦しさに耐えたこそ、やり遂げられる自信を身につけて様々なことに臆することなくチャレンジできる。そんな大切なことを空手から学び取って欲しいと思います。幼いうちは大人の言葉が理解できないことが多いと思います。どれだけ正しい言葉を並べても、どれだけ厳しく叱っても、どれだけ優しく褒めても、子供は大人の言葉でなく姿勢をちゃんと見ています。

だから今年も戦います。そして厳しさより強さを示します。強さと優しさを示します。それが子供達に伝わった時、厳しくせずとも真剣に稽古に取り組んでくれると思います。それまでは粘り強く子供と関わっていきたいと思います。

 

今年の試合については去年と少しスタイルを変えてみようと思っています。

去年はフルコンタクト空手の土俵で自分のスタイルではなく、フルコンタクト空手のスタイルを意識して戦いました。ある程度の成果は出せましたが、完成形にはまだまだ程遠いです。今年は改めてグローブ空手、キックボクシングの大会、防具空手、もしかしたらテコンドーの大会にも参戦し、今まで培った技術の組み合わせを改めて行い、自分なりのスタイル、護心会スタイルを確立する1年にしたいと思います。

昨年ほど勝ちにはこだわらず、いろいろなことを試しつつ、もっと自由に楽しんで試合に臨みたいと思います。

 

今年の活動方針については忘年会の際にお配りした通りですが、参加されていない方については稽古初めに改めて配布・ご説明いたします。

 

今年もコーチ陣を始め、御父兄の皆さま、関係各所の皆さまのお力を借りながら子供達にも大人達にも価値あるかけがえのない団体になれるよう精進してまいります。

引き続きよろしくお願いいたします。

 

平成30年1月1日

護心会

代表師範 鳥越 恒一

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